恐ろしい体験
書いた病気の療養中僕は恐ろしい体験をした。
出会いSNS無料サイト一覧を見ている時、ご飯を食べている時、何気ない瞬間にフラッシュバックする。
あれは抗がん剤治療に入る時、治療で抵抗力が弱くなる為、無菌室に入ろうとした時だった。
通りかかった入院患者の爺さんが私を見て言った『お前この部屋に入るのか?!ってことは末期だからお前死ぬな!』とその時、私には爺さんが薄笑いさえ浮かべているように見えた。
…会話を聞いた看護師さんが火がついたように爺さんを叱る姿を見て、僕は死を意識した…。
不思議とその時は冷静だったしかし夜、病室で1人になった時、鋭利な刃物で刺された心が悲鳴をあげた。
生まれて初めていい知れぬ絶望感に打ちのめされ号泣した夜だった。
言葉は癒しもくれるが時には狂気を纏った悪魔にもなる。
だから神様待ちの援交サイトでメールを送るときには細心の注意を払って言葉を選ぶ。
私は16年前に白血病になりました。
当時告知はされてはいませんでしたが入院中、40度を超える熱にうなされてた時、痛いくらい手を握る人が…。
目を開けるとそこには目にいっぱい涙を貯めて私を見つめる母さんが…。
そして私に言った『あんたは私の子供なんだから私より先に死んだらいかん。』って。
その時から私は、親よりも先に逝かないことが最低限の私の生きる意味になった。
普通にできそうなことでも死の淵に立ってそう感じたのだから…。
後で知ったことだが、手を握ったあの日、家族でうけた骨髄の符合結果が出た。
誰も合わなかったと言う。
その時の母さんの気持ちを考えると…。
ご近所出会いサイトでデートしている時、楽しくて仕方ないはずなのに優しい女性と一緒に居ると思い出してしまいます。
だからもう二度と同じ思いをさせたくないんです。